中村被服株式会社

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年末のご挨拶と今後の展望

2025年も残すところわずかとなりました。
本年も中村被服の事業を支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
当社では毎年12月25日に冬季賞与を支給しておりますが、これは単にクリスマスに合わせた日程ではありません。日本に「賞与」という制度が広く定着し始めた1960年代、当社も少しずつ成長軌道に乗り、「従業員に賞与を出そう」という機運が高まりました。その際、「喜ばしい出来事である賞与支給の日は、創業者の誕生日にしよう」という想いから、12月25日を賞与支給日に定めたと伝え聞いています。今日ではこの由来を知る人も少なくなりましたが、創業の精神を受け継ぐエピソードとして、あらためてご紹介させていただきます。

  

現在、日本国内では物価上昇や金利上昇の影響により、事業継続が難しくなる企業も少なくありません。そうした環境下においても、当社が事業を継続できているのは、日々努力を重ねる社員一人ひとりの力に加え、当社の事業領域が社会から必要とされている証左であると受け止めております。そのことに決して安住することなく、これからも変化を恐れず前進してまいります。

  

2025年の大きなトピックとして、九州の製造販売会社の株式取得があります。当社専務と福岡営業所を中心として進めてきたこの取り組みは、地域に根差した製造販売会社と連携し、ともに成長していくための重要な一歩です。今後、適切なタイミングで吸収合併を予定しており、同様のパートナーシップの機会は引き続き検討してまいります。

 

また、当社は中期経営計画の運用を1年ぶりに再開いたしました。現在、売上高は25億円から29億円のレンジで推移しておりますが、30億円を安定的に超えられるかどうかが、今後の中村被服グループにとって大きな分岐点になると考えています。一般に中小企業は、売上5億円、10億円、20億円といった段階までは成長しやすい一方、そこから先は「組織として動ける会社」になれるかどうかが問われます。当社では、中期経営計画を通じて、役員・社員が進むべき方向性を共有し、持続的な成長を目指しています。

 

さらに、2025年11月にはホールディングス体制への移行(ホールディング化)を実施しました。当面は日々の実務に大きな変化はありませんが、これは企業としてさらなる成長を遂げ、売上30億円を超えていくための土台づくりです。先日はホールディングス会社への転籍予定者全員から承諾書を提出いただきました。長年親しんできた「中村被服」という社名からホールディングス会社へ籍を移すことに、不安や戸惑いを感じる方もいたかもしれませんが、まずは社歴の長いメンバーから率先して環境変化に向き合っていくことが重要だと考えています。

 

この一年を振り返ると、中村被服が「変化し続けている会社」であることを改めて実感します。急速な環境変化が続く時代にあっては、変化に対応できる企業だけが、今後も社会から選ばれ続けると確信しています。当社は、営業部門は売上目標の達成を、製造部門は生産目標の達成を最優先とし、それぞれの持ち場で最大限の価値を発揮することで、企業としての総合力を高めてまいります。

 

中村被服はこれからも、子どもたちの未来を支える制服づくりを中心に、地域と共に歩む企業として変革と成長を続けていきます。来る年が皆様にとって実り多き一年となりますようお祈り申し上げるとともに、引き続き変わらぬご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

  

中村被服株式会社 代表取締役 中村顕

  

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